生活習慣
2018.04.27

ラーメンで下痢になる理由は?治療と対策まとめ

昔ながらのものから創作系、そして人気店も数多くあるラーメンですが、食べた後にお腹の調子が悪くなったことはありませんか?今回はラーメンを食べることによって起こる下痢や、治療・対策について詳しくご紹介します。

ラーメンといえば、ダシや味付けのベースからトッピング、麺のテイストなど実に多くのバリエーションがあり、食べ比べるのが好きな方も多いでしょう。

中には背脂がたっぷり乗った、いわゆる「ガッツリ系」が好きな方もいるかもしれませんが、食べた後におなかを壊す(下痢)という声もあるようです。この記事では、なぜラーメンで下痢が起こるのかのメカニズムや、そうなってしまったときの治療、対策などについて詳しくご紹介します。

ラーメンで下痢が起こる理由

ラーメンには塩分多く含まれていますが、脂肪分(油分)も多く含まれています。健康志向やあっさり系のラーメンであっても、スープに油が浮いていますよね。では、脂肪分を摂りすぎるとどのようなことが起こるのでしょうか。

食べたものは胃や十二指腸で、胃酸や消化酵素などによって吸収されやすい形まで分解されます。その後、主に小腸からは栄養素が、大腸からは水分が吸収されます。胃は消化の進み具合によって十二指腸に食べ物を送る働きもしていますが、脂肪分の多いものは消化に時間がかかるため、胃に留まる時間が長くなり胃もたれなどの消化不良が起こります。

消化が正常にされなければ、消化しきれなかった内容物が腸管内に溜まり、それらが腸管内の浸透圧(水を引っ張る力)を高めることで、腸管からの水分の吸収がうまく行われません。その結果、腸管内の水分量が増えて、下痢が起こると考えられています。

ラーメンで起こる下痢の治療と対策

ラーメンでの消化不良によって起こる下痢の治療としては、まず腸を休ませてあげることが大切です。ラーメンなど脂っぽいものを食べたときの腸は、消化できずに腸管内に運ばれたものをなんとか消化しようと、活発に動いてしまっています。油分の多いものを控え、消化の良いものを摂るようにしてください。

下痢がひどい場合は、脱水症状の危険があるため、水分補給も大切です。その際はスポーツドリンクよりも糖度は低めに、そして電解質濃度は高く調整された経口補水液を選択すると良いでしょう。コンビニエンスストアやドラッグストアで入手することができます。ただし、一度にたくさん飲んでしまうと胃腸に負担がかかるため、少量を何回かに分けて飲むようにしてください。

また、症状がつらい場合には止しゃ薬(下痢止め)を使うのも効果的です。市販の止しゃ薬には色々な種類がありますが、主な成分としては、木クレオソート(過剰な大腸運動を正常化。腸内の水分吸収を調整)、タンニン酸ベルベリン(腸内の有害細菌に対して殺菌作用を持つ)、ロートエキス(腸の過剰な動きを抑制)、ロペラミド(腸の動きを強く抑制)などがあります。

対策としては、まず、原因となっているラーメンを食べすぎないことです。そのほかにも、揚げ物やファーストフードなどの脂っぽい料理も食べすぎないように注意してください。暴飲暴食をせず、バランスのとれた食生活を心がけましょう。

こんな下痢の症状が出ていたら要注意

経験したことがないような激しい下痢、発熱や嘔吐を伴う下痢、便に血が混じっている、食事に気を付けてもなかなか症状がよくならない、などの場合は感染症や別の病気も疑われます。早めに医療機関を受診するようにしてください。

別の下痢の原因についは、『下痢が起こるメカニズムや原因・治療・予防』でも詳しく紹介しています。あわせてご覧ください。

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