イラストでみる下痢の対処法
2018.08.01

下痢をすばやく治したい!下痢のタイプ別・適切な対処法

下痢になっても薬は飲まないほうがいい、という情報は誤解です。下痢は大きく4タイプに分けられますが、腸の動きを止めない薬なら、すべての下痢に対応します。下痢の原因と下痢止め薬の選び方について、医師監修のもと解説します。

こんな症状がある方はチェック!

  • いつもと違ってお腹の調子が悪い
  • よく下痢になるけど原因がわからない
  • 下痢止め薬を飲んでいいか悩んでいる
  • 下痢止め薬を飲んだけどよくならなかった
  • 病院へ行こうか悩んでいる
※激しい腹痛や血便をともなうひどい下痢のときは、すぐに病院で診察を受けましょう。

下痢の原因をみる下痢の4大原因
下痢イメージ

  • ウイルス・菌 ウイルス・菌

    腸液を過剰に分泌させたり、毒素を出して腸の壁を傷つけたりする菌やウイルスがあります。それにより、腸内の水分量が増えてしまいます。

  • 食べすぎ 飲みすぎ食べすぎ
    飲みすぎ

    暴飲暴食をして消化不良になると、胃腸の血流が悪くなるなどの刺激で消化力が低下し、消化物に含まれる水が吸収されにくくなります。

  • ストレス ストレス

    ストレスを受けると自律神経のバランスが乱れます。すると大腸がけいれんし、ぜん動運動が過剰になることがあります。

  • 冷え 冷え

    冷たい食べ物や空調などで冷えると、胃腸の血流が悪くなり、消化力が低下することがあります。消化しきれなかった食べ物に含まれる水は、吸収されにくくなります。

※通常の日常生活で起こる下痢症状の原因を
分類したものです。

水分の吸収がうまく行われず、
消化物の水分量が増えて下痢になる

下痢のメカニズムをみる おなかの健康を左右する腸のぜん動運動

下痢は、便に含まれる水分が増えすぎたときに起こります。便の水分量は、大腸で行われる「ぜん動運動」が大きく関わっています。

  • ぜん動運動が正常

    消化物を止めたり戻したりしながら、しっかり水分を吸収する

    正常な排便
  • ぜん動運動が過剰

    消化物が大腸を短時間で通過するため水分を吸収しきれない

    下痢になる

下痢止め薬の種類を見る おなかの健康を左右する腸のぜん動運動

下痢が続くと体力の消耗や脱水につながるので、 適切な下痢止め薬を飲んで対処することも大切です。

下痢止め薬は飲んでもいいの?
薬で下痢を止めてはいけないは誤解です!
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下痢止め薬 下痢止め薬の種類
下痢止め薬は、種類によって下痢を
止めるメカニズムが異なります。
※症状が重く辛いときは、最適な治療を受けるため、医師のアドバイスをもらいましょう。

腸のぜん動運動を
正常にして
下痢を治すタイプ

主成分は 木クレオソートなどです。 過剰になったぜん動運動を正常に戻し、ゆっくり水分を吸収します。 ウイルスや菌を腸にとどめることなく、

4つの原因すべての下痢に対応できるのです!
  • ○ ウイルス・菌
  • ○ 食べすぎ 飲みすぎ
  • ○ ストレス
  • ○ 冷え

4つの原因をおさらい

腸のぜん動運動を
止めて
下痢を治すタイプ

神経のはたらきを抑制して、腸のぜん動運動を止めるタイプの下痢止め薬です。 ぜん動運動が止まって消化物が腸に留まると、その間に水分が吸収されます。
主成分は ロートエキスロペラミド塩酸塩などです。

  • × ウイルス・菌
  • ○ 食べすぎ 飲みすぎ
  • ○ ストレス
  • ○ 冷え

4つの原因をおさらい

ただし、ウイルス・菌による下痢のときは要注意!腸のぜん動運動を止めると、ウイルスや菌まで腸に留まり増殖してしまいます。
そのため、ウイルス・菌による下痢は、腸の動きを止めてはいけない場合があるのです!

佐藤幸宏 先生
下痢止め薬を適切に使えば早期回復が目指せます。 いざというときに慌てないように、 下痢止め薬を常備しておきたいですね。

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